痔の手術は冷静に・・・まず出来ることをしてからでも遅くない。
痔は一刻を争って手術しなければならないような病気ではありません。
にも関わらず、多くの患者さんが肛門科を訪ねた初診で「手術」の話をされます。
そうやって手術しても再発している人もたくさんいます。
「日帰り手術」「○○分で痔から解放される」などと宣伝している肛門科もありますが、
切ることは簡単にすぐ終わっても、そこから長い苦しみが待っていることもあります。
手術は「やらなければ良かった」「やらなかったことにして、元通りにしてほしい」と言っても、
もう後戻りできません。
ですので、手術を前に「できることはやってみる」ことをお勧めします。
もちろん、効きもしない薬に高額な費用を払うことは気をつけたいですね。
治療を選ぶのはあなた自身です。
痔になったからと言って、あわてて、うろたえて、誤った選択をしないよう
気をつけてください。
落ち着いて、冷静に考えましょう。